鶴見大学歯学部の勝村聖子准教授がこのほど、歯牙鑑定で身元が分からない高齢女性を特定したとして、南警察署から感謝状を授与された。
南署によると、女性は昨年9月に横浜市南区内の路上で意識不明の状態で倒れているところを発見され、歯牙鑑定の経験が豊富な勝村准教授に依頼。勝村准教授は、女性が受診している歯科医院の診療記録などと照合し、身元を特定した。
生存者の歯の特徴から身元不明者が特定されるのは、県内では初めて。
勝村准教授は「発見された方が無事なのが何より嬉しい。自分の知識や技術を地域のために役立てたい」と話した。南署は「高度な技術が女性の身元特定につながった」と感謝の言葉を送った。
勝村准教授は、フジテレビのドラマ「監察医朝顔」の法歯学監修も務めている。
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