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鶴見区観光客 日帰りが7割減少 宿泊はビジネス減響く

経済

掲載号:2021年6月3日号

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 昨年一年間(2020年1月〜12月)の横浜市の観光客数や観光消費額がこのほど発表され、鶴見周辺の観光客数は日帰りで70%、宿泊で30%を超えて減少するなど、新型コロナの影響が大きく響いた。取材に応じた鶴見駅前の宿泊施設からは「金額を下げるなど対応しているが、この先も厳しい状況」と声が漏れる。

 横浜市の観光客数は、市内119の宿泊施設や観光施設などの利用者数をもとに、実人員と入込客数(延べ人数)を推計。消費額は、観光施設などでの聞き取りをもとに算出している。

 発表によると、観光客数は実人員1629万人で19年比55・2%減。宿泊・日帰りとも大きく減少した。入込客数でも65・4%の減少。消費額はラグビーW杯の影響で過去最高を記録した19年から一転、1050億円で72・1%減となった。

 全体の現象について市文化観光局は「新型コロナの影響が100%。収束するまでは同様の傾向が続くのは仕方ない」と分析する。

休館などが影響

 エリア別内訳で鶴見周辺は、大本山總持寺やふれーゆ、大黒海釣り施設、キリンビール横浜工場などから日帰り客数を計算。対象施設のほとんどが休館や来場者の受入を制限した関係から、20年は18万2086人で19年比72%減となった。一方、鶴見駅前のビジネスホテルなど、約10施設から聞き取りを行っているという宿泊客数は、20年が22万7662人で同比34・4%減だった。

 本紙の取材に応じた駅前の宿泊施設は、コロナの業績への影響は多くが50%〜最大70%減と回答。鶴見では9割がビジネス利用とし、「2回目の緊急事態宣言あたりからテレワークが進んだことで、出張が減りさらに苦しくなっている」と声が上がった。

 さらに造船業などの利用客が多いという施設は、コロナ前の発注は完成まで進むものの、その後の発注が減っていることから、「その辺りは遅れて影響が出そうだ」と先々まで苦しい状況であることを明かす。

 コロナ禍で値下げや、テレワーク需要を見込んだデイユースプランなどを打ち出す施設もあるが、「利用は限定的」だという。

 また、宴会利用などが長期にわたり止まっている施設もあり、「正直、八方塞がりの感はあるが、我慢してできることをやっていくしかない」と話した。
 

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