横浜サイエンスフロンティア高校で6月9日と10日、キリンビール(株)横浜工場の技術員を招き、生徒たちの研究の助言などを行う授業があった。
文科省から「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」として認定されている同校。同工場は工場長が科学技術顧問に就任しているなど連携している。技術員が参加した授業は、2年生の「サイエンスリテラシーII」。生徒たちが自身の興味関心などからテーマを決め、研究を進める授業だ。技術員の参加は19年から続いている。
2日間で3コマの授業に生徒計12人が出席。同工場の醸造エネルギー担当・八巻幸太郎さんの話に耳を傾けた。
現在はテーマ決めの段階で、八巻さんは「どんな意味があるかなど、より明確なゴールをイメージすることが大切」とし、理想と現実の差異から細かな課題を洗い出し解決につなげるギャップ分析の活用をアドバイスした。
生徒は「小さな課題を決めるコツは」などと具体的な質問を投げかけ、知識を吸収する意欲を見せていた。
生徒たちは9月の中間発表を経て、来年1月の最終発表会まで、技術員のサポートも受けながら研究を進めていく。
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