鶴見警察署はこのほど、特殊詐欺を未然に防いだとして東京ガス横浜中央エネルギー(株)横浜鶴見支社と神奈川銀行末吉支店に感謝状を贈った。
東京ガスの山本敦寛さんは5月21日、80代女性宅にガスの修理で訪問した。修理中、女性宅に区役所職員らしき人物から電話があり、「医療費の戻りがある。期限が23日までなので今日中に手続きを。カードと通帳を持ってATMへ行ってください」などと話しており、詐欺を疑った。
再度電話があり、女性が出かける素振りをしたため、山本さんは詐欺であることを説明。区役所に連絡し、事実でないことを確認した。
「息子に貸すため」
神奈川銀行の笠木真弓さんは同日、窓口に訪れた90代男性に対応。「定期預金を解約したい、300万円が必要」などと話したため、支店長代理の堀麻衣子さんに相談した。男性にさらに詳しく聞くと、息子に貸すためだということから、息子と一緒に来るように促した。しかし、後に再び一人で銀行に訪れ、「息子は仕事が終わらないため、来ることができない。息子の会社には電話しないでと言われた」などと述べたことから、詐欺を確信し、被害を未然に防いだ。
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