横浜市庁舎=中区本町6の50の10=の2階にある「TSUBAKI食堂」で8月15日まで、区内にゆかりある食材で作られた「鶴見区野菜と穴子の一本揚げ定食」=写真=が販売されている。
同食堂の椿直樹シェフが地産地消を目的に、横浜市内18区それぞれの農業の魅力を食で提案する「18区丼」の一つ。毎月各区にちなんだメニューが考案され、8月は鶴見区が対象となった。16日以降の後半は沖縄そばが登場する予定だ。
衣にキリンビール
定食には鶴見区ゆかりの3品が使用されている。穴子は、区内イベントなどで生麦名物として人気の「穴子の一本揚げ」を提供する鮮魚店・横芳商店が、目利きとして協力。ナスは、駒岡の丸山農園が精魂込めて作ったものだ。
穴子は一本揚げ、ナスは天ぷらとし、いずれも揚げる工程で衣に使用するのは、生麦の横浜工場から提供を受けるキリンビール。椿さんは「揮発性の高いアルコールと、衣の中に気泡を作る炭酸を兼ね備えたビールは最適。カリっと仕上がり深みが増す」と説明する。
横芳商店の横山貴一さんは「食材として選ばれ光栄。生麦の穴子が広がれば嬉しい」とコメント。ナスを提供した同農園の小塚剛俊さんは「数は少ないが、鶴見にも農業があることを知ってもらえればありがたい。こうした形で地域に貢献できれば」と話した。
価格は1500円(税込)。数量限定。同定食の販売期間は15日まで。問い合わせはTSUBAKI食堂【電話】045・211・4300。
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