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公開日:2021.08.05
東宝タクシー
宅配事業、WEB注文スタート
コロナ禍の新需要狙う
東宝タクシー(株)(大野慶太社長)が京都のベンチャー企業(株)ランプとタッグを組み、このほど、タクシーデリバリーサービス「東宝イーツ」のWEB注文を開始した。コロナ禍で巣ごもり需要が増加する中、同サービスの利便性を向上させることが狙い。
東宝タクシーは、新型コロナによるイベントや飲み会の自粛で利用客が減り、昨年4月の緊急事態宣言時には、例年の半分にまで売り上げが落ち込んだ。そんな中、タクシーの新たな活用法として飲食店の商品をデリバリーする「東宝イーツ」をスタートさせた。
東宝イーツは、区内のテイクアウト可能な飲食店が対象。利用者が配送料を支払う仕組みで、昨年の開始から累計200件を超える注文があったという。
タクシーのトランクで商品を運ぶため、大量注文などにも適しているが、利用は配達希望時刻の一時間前までに東宝タクシーと店舗へ電話で注文する必要があった。
決済までOK
今回のサービスは、ランプが展開していたテイクアウト専用WEBプラットフォーム「テイクイーツ」と業務提携する形で実現。会員登録など不要で、ネット上で店舗、商品、個数などを選び、決済まで完了できる。利用者が負担する配送料は1200円。
登録店舗には注文時に8%の販売手数料がかかるのみで初期費用や月額料は無料。現在「味彩香」、「重寿司」、「ぷからす家」、「福源」が登録店となっており、参加店舗も募集中。
大野社長は「まずは参加店舗を増やしたい。利便性を上げることで利用が増えれば」とした。詳細は、左記二次元バーコードでHPを参照。
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