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鶴見区版 公開:2021年8月12日 エリアトップへ

友好の米、留学生に寄付 西会津・仲川さんが訪問

社会

公開:2021年8月12日

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仲川さん(2列目左)、仲介した中西美里さん(同右)と学生ら
仲川さん(2列目左)、仲介した中西美里さん(同右)と学生ら

 鶴見区の友好交流都市の一つ、福島県西会津町で農業などを営む仲川久人さんを中心とした有志らが、7月31日、区内本町通の横浜市国際学生会館の留学生らに、米ときゅうりを寄付した。

木曽屋が仲介

 寄付は、コロナ禍で困っている若者たちを助けたいと仲川さんが発案。寄付先を探す中、東日本大震災以降から親交があり、現在は同町から風評被害払拭事業の委託を受ける(株)木曽屋=鶴見中央=の中西さん夫妻に相談があったことで実現した。前日には、中西さんの伝手で上智大学の学生に米と野菜を届けた。

コシヒカリなど持参

 「会津から首都圏の学生へ」と題し行った寄付には、西会津町から仲川さんが営む(株)イナカ農産、べっぴんしゃん三留農園、喜多方市から農業法人ジュイタックが参加。国際学生会館には、コシヒカリ54kg、きゅうり50本を持参し、留学生らに手渡した。

 受け取ったネパールの留学生は「国に戻ることもできず就職も厳しい」とコロナの影響を吐露。「米もきゅうりも食べる」と寄付を喜んだ。

続く風評

 「震災前の半値。一度下がった値段は二度と戻らない」。震災から10年、風評被害は続いていると仲川さんは話す。数値はもちろん、味も震災前と変わらない。

 学生たちに向け、「風評被害のなか、助けてくれたのは鶴見の人たちだった」と語った仲川さん。冬に2回目を検討中とし、「出来る限り続けたい」と話している。

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