鶴見区版 掲載号:2021年8月19日号 エリアトップへ

箏奏者として日本の伝統楽器・箏の魅力を広める 片岡 由紀さん 上末吉在住 47歳

掲載号:2021年8月19日号

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和をもってつなぐ伝統

 ○…「コロナ禍でも満席で断っている状態だった。素直にうれしい」。一人も来なかったらと不安だった鶴見区民文化センターサルビアホールと鶴見中央コミュニティハウスでのキッズお箏教室。ふたをあければ大盛況に。「種をまき、根っこを生やしたい」。伝統に携わる身、広めていくのが使命と感じている。

 ○…箏との出会いは8歳のとき。母が好きだった。親の気持ちに応えようと始めた箏。プロになろうと思ったのは、中高で励んだ筝曲部があったから。「楽しかった。自分で選んだ道。全うしたいと思った」。東京芸術大学で学び、生田流筝曲専攻を卒業。母校・筝曲部の講師を務め、全国5位の強豪に押し上げながら、自身もコンクールで優勝を果たすなど活躍した。「負けず嫌いでがつがつやっていた」。がむしゃらだった20代。気づけば疲れはじめていた。

 ○…転機となったのは、結婚と出産。それを機に一線から退いた。特に2児の子育てが、経験と気持ちを豊かにした。「何を努力しても、思うようにいかないとわかったら、おおらかになれた」。4年ほど前、子どもが少しずつ手を離れ出来た時間。「箏しかなかった」。本格的に教室を開き、再び向き合った。「生徒さんが楽しく演奏している姿を見るのが楽しくなった」

 ○…「実は教室の前日、海に潜っていました」と笑う。スキューバダイビングにラグビー観戦、ヨガなど、趣味は多彩。最近、インスタグラムの投稿を始め、箏以外の小物など、和の伝統に囲まれていることに気がついた。誇れる日本の文化を次世代に伝えたいと強く思う。ただ今は、「家族が第一」。どちらも手を抜かないように、出来る範囲で。自然に、過去と今を未来につないでいく。

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