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公開日:2021.08.19

鶴見中央中町会
独自HP運用スタート
若い力活用 新住民に周知

  • 開設されたホームページ。写真入りで活動の様子をわかりやすく伝えている


 鶴見中央中町会(長谷川勝一会長/1150世帯)が、このほど独自のホームページの本格運用を開始した。子ども会や婦人会のほか、家庭防災員、民生委員といった各種委員会の活動の様子を掲載するなど、新たな情報発信の手段として活用していく考えだ。



 JRと京急の鶴見駅に近い同町会。かつては戸建てばかりだった地区内も、時代の移り変わりとともに集合住宅が増え、現在は住人の約7割がマンション世帯だという。



 そんな背景があるなか、管理費などに町会費が含まれているケースが多いマンション世帯では、町会の活動を知らない人も多く、以前からホームページ作成のアイデアがあったと長谷川会長は明かす。



 「知らないのは、町会の周知が足りていないということ」と長谷川会長。さらにコロナ流行後、手渡しや対面での情報発信が難しくなったこともあり、若手の入会をうながす狙いもこめて、実現にいたった。



各会で更新可能に



 制作には活発に活動している子ども会から、マンション世帯の若い父親たちも参加。ホームページは、「お知らせ」「中町会」「各会」「委員会」「防災」「防犯」「会員募集」の7項目で構成した。



 お知らせでは、町会活動の最新情報の発信、中町会では町会の範囲や活動などのほか、町内在住の細谷薫さんがまとめた町会の歴史もつづられている。



 各会では、子ども会など4つある下部組織の活動、委員会では、家庭防災員、ヘルスメイトなど6つの委員会の動きを掲載。各組織が活動ごとに発信できるよう工夫している。



 携わった一人は「誰か少数の負担にするのではなく、みんなで作って発信できるようにした」と工夫した点を話す。



 また、防犯、防災のページも作成し、町会独自で作った地域防災拠点のチラシも添付。水害時のハザードマップなどとともにダウンロードできるようにしている。



 長谷川会長は「ここがスタート。作りっぱなしではなく、更新して使っていかないと意味がない。活動を周知し、会を一つにまとめていければ」と話した。

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