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橘学苑中テニス部 男子全国優勝、女子3位に 少数精鋭 団体で快挙

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掲載号:2021年9月2日号

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全国制覇を成し遂げた橘学苑中の男子メンバー(上)と3位となった女子部員(下)
全国制覇を成し遂げた橘学苑中の男子メンバー(上)と3位となった女子部員(下)

 橘学苑中学校の硬式テニス部が、福島県会津若松市で行われた全国中学生テニス選手権大会に出場し、男子団体が優勝、女子団体が全国3位に輝いた。男子団体は初出場での快挙。個人戦では、寺尾中学校の稲木友望さん(3年)がベスト8の好成績をおさめた。

市から完全制覇

 全国大会は8月18日〜20日まで、福島県会津若松市で開催された。橘学苑中からは、男子団体と女子団体、個人戦に上田頼さん(3年)、北原結乃さん(3年)が出場した。団体戦は、ダブルス2試合、シングルス3試合の計5試合のトーナメント制で競った。

 団体戦初出場で初優勝を飾った男子テニス部は、部員数18人。エントリーはそのうちの10人で、3年生は2人のみ。ほとんどが3年生という他の強豪校とは異なっているが、1年生も含め、個々のレベルが高いのが特徴だという。

 日本一をかけた決勝は、通常2コートで行われる試合が、時間の都合で同時に5試合を行うという異例の展開。部員は「集中するのが難しかった」と口を揃えたが、見ごとに勝ち切った。

 「決まった瞬間は実感がなく、表彰式になってわいてきた」と部員たち。市大会から全国まで、すべて優勝という完全制覇だった。

話し合いが奏功

 部活だけでなく、テニススクールなどにも通う生徒がいる同部。「個の集まりだった」とキャプテンを務める上田さんは振り返る。

 変化があったのは、関東大会の前。「部員の一人がコーチに怒られた際、このままではダメだと、みんなで話し合った」と上田さん。あいさつや態度、取り組む姿勢など、基本的な部分も見直した。

 他校の教諭から「橘が変わった」と言われるほどだったという。みんなで話し合ったことで、個の集団がまとまり、チーム力が向上したことで優勝につながったと分析する。

悔しさが勝る

 一方、全国3位に輝いた女子は、男子よりもさらに少ない部員数8人で、全国大会には全員が出場した。

 女子としては、2017年に続く最高成績となったが、「優勝が目標だった。男子と一緒に金メダルを取りたかった」と部員たちは悔しさをにじませる。

 大会では、2回戦で九州チャンピオンの筑陽学園を撃破。続くベスト8では第2シードの大阪・城南学園を破り、波に乗ったなかで迎えた準決勝。男子と同様、多面展開となったことで、応援やサポートの手が不足した。

 市、県で優勝、関東ベスト4で臨んだ全国。県や関東で戦った相手チームの団結力を目の当たりにし、強くしていこうと意識したが、「チームのまとまりが足りず、もう一歩届かなかった」とキャプテンの清水颯香さんは話す。

 福島直樹コーチは、男女とも少ない人数でよく戦ったと称え、「特に女子は、3年生が多い他校にまじり、このメンバー、人数で3位まで食い込んだのは本当にすごい」と評価した。

個人戦でベスト8寺尾中・稲木さん

 全国中学生テニス選手権大会の男子シングルスに出場した寺尾中学校3年の稲木友望さんは、初出場でベスト8進出を果たした。

 旭区などを拠点に活動するTeam所属の稲木さん。親と兄の影響で3歳からテニスを始め、日々厳しい練習を積んでいる。

 神奈川県や関東を制し、第2シードで臨んだ初の全国の舞台。「勝ってやるという気持ちで臨んだ」という。

 トーナメントでは「一回戦目が緊張した」としながら、順当に勝ち星を重ねた。

 頂点まであと3勝とした3回戦の準々決勝。対戦したのは、同じ神奈川県内の選手で、これまで勝っていた相手だった。

 稲木さんは、「今まで勝っていた相手に負けてしまい、一番悔しかった」とコメント。

 同校によると、校内には硬式テニス部がないため、学校外での活動となるが、夏休み前の壮行会で部活動と一緒にエールを送ったという。

 「全国ベスト8はすごいこと。本人は悔しいと思うが、胸をはってほしい」と教諭らは話した。
 

全国8位に輝いた寺尾中学校3年の稲木さん(学校提供)
全国8位に輝いた寺尾中学校3年の稲木さん(学校提供)

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