潮田西部地区と小野町地区の2連合会が10月30日、各連合主催の臨海フェスティバルを開催する。同日開催予定だった「つるみ臨海フェスティバル」の思いを継ぎ、新型コロナの影響で少なくなった地域の交流を促すことなどが狙い。「この時期だからこそ、できることを」と両連合は工夫を凝らし準備を進めている。
潮田西部、小野町 30日に
臨海フェスは鶴見の臨海部に親しむイベントとして、毎年10月に入船公園を会場に行われている。主催は会場周辺の潮田東部、西部、中央、生麦第一、潮見橋、小野町の6連合会。31回目を迎える予定だった今年は、新型コロナの感染拡大防止のため、昨年に続き中止となっていた。
2連合会の臨海フェスは、本体の実行委員会で中止を決定する中、さまざまな意見が出たことから、希望する連合で派生イベントとして実施を承諾。潮田西部と小野町が手を挙げ、臨海フェスの冠を掲げた独自企画として開くこととなった。
各部会 がブース
潮田西部地区自治連合会(中村壽晴会長)は、潮田仲通公園を会場に、地区内の保健活動推進員や消費生活推進員、スポーツ推進委員など、各部会によるブースを設置する。
当日は、健康体操や食糧品の収集、活動の紹介のほか、子ども向けには青少年指導員とスポーツ推進委員が昔遊びの工作作りコーナーを設けるなど、幅広い年代が楽しめるように工夫する。
感染対策のためテイクアウトのみとして、自治会による飲食販売もあるほか、地区内にある横浜市国際学生会館の協力のもと、世界のお茶とお菓子を堪能できるコーナーも用意する。
時間は午前10時〜午後1時。雨天、コロナ拡散の状況により変更の可能性あり。
3企画を同日に
小野町地区自治連合会(小林政晴会長)は、「小野町フェスティバル」「ハロウィンスタンプラリー」「WeTreesTsurumi」(以下WeTT)という3つのイベントを複合的に開催する。
小野町フェスは下野谷町第二公園を会場に、コロナで活動が制限されていた老人会のグラウンドゴルフ大会、子ども向けのスポーツゲーム(午後1時〜)、縁日コーナー(3時〜)を実施。
スタンプラリー(3時〜)は、例年、小野町通り共栄会が企画しているもので、商店街の店舗を仮装して巡るイベント。今年はコロナで中止となっていた同地区恒例の仮装盆踊り大会(5時〜)も合わせて行い、地域を盛り上げる。
3つ目は、小野第四公園、小野弁財天神社などを会場に開かれるアートイベントWeTTだ。
現代アーティスト・原倫太郎によるワークショップ「影のメリーゴーランド」(小野町第二自治会館午前10時〜、午後1時〜各受付開始、定員各10人)、ピンクの丸を使った企画と落書きワークショップ「コネクティングドッツインTsurumi」(小野第四公園1時〜6時)、陶芸家・島田篤によるパン粉を使った初歩を学ぶ野外陶芸ワークショップ「野焼きプロジェクト」(小野弁財天神社、3時〜6時、30分ごと全6回定員各10人)が催される。
雨天時、小野町フェスは中止。ハロウィンスタンプラリー、WeTTは翌日順延の予定。
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