横浜鶴見北ロータリークラブが駒岡小学校で役目を終えたランドセルを回収し、NGO団体を通じて海外へ寄付する活動を行っている。4月1日には、同校で集まった56個を受け取った。ランドセルはアフガニスタンへ贈られ、子どもたちの教育に役立てられる。
教育の機会に
取組は、同クラブが国際協力NGOジョイセフの実施する「思い出のランドセルギフト」に共感し、15年前から行っているもの。
教師や学校施設の不足、家庭の貧困などにより、多くの子どもが学校教育を受けられていないアフガニスタン。特に女の子は、早い結婚、文化的背景などから教育に恵まれない状況だという。
ジョイセフでは日本で役目を終えたランドセルを寄贈し、現地の子どもたちの教育を受ける機会を生むことで、自分自身や家族を守る知識を身に付けてほしいと活動を進めている。
同クラブは毎年駒岡小学校で説明会を開き、取組の目的や、アフガニスタンの状況を説明。活動に賛同した子どもたちがランドセルを寄付し、後日クラブがジョイセフの集積所へ届ける。本来、海外輸送費と集積所までの送料がかかるが、同クラブが負担している。
これまで駒岡小から届けられたランドセルは、550個以上。今年学校で集まったランドセルの数は過去最高だという。
同クラブは、4月末まで使わなくなったランドセルや未使用の文具の寄付を受け付ける。問い合わせは常倫寺【電話】045・571・1466。
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