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鶴見区 文化

公開日:2022.07.14

ボリビアから鶴見へ
上地ユリ子さんが講演

  • 体験談を語る上地さん

 区内在住で日系ボリビア人の上地ユリ子さんの講演「やっぱり心は鶴見人」が7月2日、潮田地区センターで行われた。

 この講演は、NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」の放送に合わせ、鶴見区、特に潮田地区の成り立ちを知ってもらうことを目的とした「ちむどんどん!鶴見・沖縄・南米の繋がりを知ろう」の連続講座の一つとして開かれたもの。

 当日は、ボリビアでの幼少時代や、鶴見区に移住してから会社設立の今に至るまでの体験談を語った上地さん。1992年に鶴見に移住した際、区役所の職員に優しく対応され、鶴見の温かさを感じたという。度重なる巡り合わせで、徐々に「日本に住み、地域貢献や恩返しをしたいと思うようになっていった」と当時を振り返った。

 現在は、区内で電気設備工事会社を経営し、南米からの移住者を多数雇用している。上地さん本人も、現場の立場を理解したい思いで電気工事士の資格を5年前に習得。現場の大変さを改めて実感し、「職人さんには感謝でいっぱい」と笑顔で語った。

 今後について上地さんは「これからも移住者との架け橋として社会貢献をしていけたら」と意気込みを語った。

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