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鶴見区 文化

公開日:2022.09.29

旭小タイムカプセル
岸根高校へ貸し出し
「バトンを継ぎ、大切に」

  • カプセル(右)と除幕する児童、生徒たち

 県立岸根高校(平容久校長)で9月17日、タイムカプセルの除幕式が行われた。

 このカプセルは、北寺尾の市立旭小学校から引き継がれたもの。20年前に旭小が創立100周年の際に作成したもので、昨年の120周年で開封。劣化が少なかったことから、当時のPTA会長の菊地身知子さんらが今後の活用方法を模索していた。

 その話を聞いた菊地さんの友人で、岸根高校PTAのOB会(岸陵会)会長を務める靜井こずえさんが、同校が今年で創立40周年を迎え、節目の50周年を盛り上げるためにカプセルを貸してもらうことを提案。両校の同意などを得て、8月末に岸根高校に届けられた。

 除幕式では、高校の平校長が幕などを手作り。同校生徒と旭小児童が除幕を行い、大きな拍手が沸いた。参加した旭小出身の生徒は「私が通っていた時にタイムカプセルがあったのを覚えている。バトンを受け継ぎ、大切にしていきたい」と笑顔で語った。

 今後、同校では11月の周年式典でカプセルの中にメッセージなどを入れ、50周年の際に開封する予定。靜井会長は「120年続く旭小にあやかり、岸根高校が100年、150年と続くことを願います」と語った。

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