戻る

鶴見区 トップニュース社会

公開日:2022.10.13

諏訪坂自治会
「自治会ニュース」が200号
17年間ひと月も休まず

  • 拡大した創刊号を手にする池田会長(左)と200号を持つ本田さん

 諏訪坂自治会(池田昇会長)が毎月発行している自治会ニュースが10月で発行200号を迎えた。2005年12月の創刊から約17年。編集を務める同会副会長の本田靖人さんは「今後も地域の情報インフラとして、多くの人に関心を持ってもらえる紙面をつくり、次の世代に引き継いでいきたい」と語った。

 地域の行事や自治会活動などを毎月伝え続ける「諏訪坂自治会ニュース」。発行のきっかけは、本田靖人さん=中面「人物風土記」で紹介=が2003年に自治会活動に参加した際、「こんなことまで自治会がやっているなんて。ぜひしっかり広報すべき」と提案したことが始まり。そのまま作成を担当することになり、05年12月にやきいも大会の話題を記事にして創刊した。

 紙面はA4用紙1枚で文字を大きく、写真を多用して目を惹くよう工夫している。行事の案内などはもちろん、住民の関心の高い防犯や防災について自治会の活動を紹介するほか、時には号外を出して住民に注意喚起を呼びかけることもある。毎月1日に回覧板や地域の掲示板に張り出すが、「できるだけ旬な話題を伝えたい」と月末に行われる自治会定例会の内容も盛り込むため、「いつも月末は締切に追われる日々です」と本田さんは笑いながら話す。

 そこから毎月欠かさず発行を続けて約17年。コロナ禍でイベントや活動が制限される中でも、話題を探して紙面を発行。「淡々とやってきたら17年。振り返るとよく続けてきたなと思う」と本田さん。池田会長は「毎月毎月、紙面の本当に細かいところまで気を配って作ってくれている。掲示板に張り出すと、地域の人はもちろん、町の外から来た人でじっくり見てくれる人もいて、『様々な自治会活動をされていますね』と褒めてもらうことも多い」と語る。本田さんは「地域の情報インフラとして一定の役割を果たしてこられたのかなと。今後の課題は次世代に引き継ぐこと。『向こう三軒両隣』が『助け合う・支え合う』住み良い諏訪坂をしっかり繋いでいきたい」と語った。

記念行事を開催

 同自治会では200号刊行記念として、10月15日から17日の3日間、自治会館で過去の紙面などを展示。子ども向けの記念品も用意。時間など詳細は自治会に確認を。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

鶴見区 トップニュースの新着記事

鶴見区 トップニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS