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鶴見区 トップニュース教育

公開日:2022.10.27

岸谷小6年生
まちの課題解決に活躍
動画撮影などで盛り上げ

  • 店舗で動画撮影する様子(上)住民から折り紙を学ぶ児童ら(中)生麦駅周辺で熱心にゴミ拾い

 市立岸谷小学校の6年生児童が地元商店街や地域を盛り上げる活動に取り組んでいる。10月20日には店舗PRの動画撮影や集会所再生準備などに活躍。地元住民からは「子どもたちが地域の課題解決に向けて、一緒に活動してくれて心強い」と喜びの声が聞かれた。

 この活動は、同校の総合的な学習の時間の一環で行われているもの。自分たちが暮らす地域の活性化を目指し、「かがやく岸谷・生麦活性化プロジェクト」と銘打ち、実際にまちを歩いたり、地元の自治会長や商店主らからまちの課題を聞き、解決策を考えてきた。

 活動内容は、生麦駅周辺店舗の集客支援やコロナ禍で使われなくなってしまった集会所の再生、地域のごみ拾い、交通安全の呼びかけ、防災塾の開催など多岐に渡る。

 店舗の集客支援では、動画やポスターでPRすることを発案。児童たちが実際に店舗を訪ねて動画を撮影。人気メニューや店の特徴などを店主にインタビューし、食レポにも挑戦した。

 岸谷地区集会所では、児童たちが地元住民から折り紙の飾りつけを学ぶ姿が見られた。同集会所では、毎月カルチャー教室のような催しが行われていたが、コロナ禍で活動が休止。そこに再び地域の高齢者らが集える場所にしようと、お茶会などを開けるよう準備を進めている。また、美化活動では、地元の岸谷第四自治会の木須龍治会長が毎日続けているゴミ拾いに協力した。

 児童からは「このプロジェクトを通して、多くの人たちの笑顔であふれ、にぎわう町になってほしい」との声が聞かれ、今後も活動を続けていく。木須会長は「児童たちが熱心に、子どもならではの視点で地域の課題解決に取り組んでくれて本当にありがたい」と感謝を語った。

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