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公開日:2022.10.27
鶴見警察署柴崎さんら
柔道「形」で世界初優勝
真剣勝負の「極」の部で
国際柔道連盟主催の「2022年世界形選手権大会」が9月13日、14日にポーランドで開かれ、「極の形」で日本代表として初出場した鶴見警察署所属の柴崎文伸さん(54)=中面「人物風土記」で紹介=と県警の佐藤幸範さん(45)のペアが優勝に輝いた。
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柔道の「形」とは、攻撃防御の理合いを習得するために行われるもの。2人1組で技を掛ける側と受ける側に分かれ、決められた手順で技を掛け、受け止めるもの。今大会には世界26カ国から代表選手が集い、「投の形」「極の形」などの部で技術を競った。
柴崎さん・佐藤さんペアは、今年6月に行われた「全日本形競技大会」で優勝し、日本代表として同大会に出場。2人はペアを組んで10年超。互いに通常の職務もある中で休日も使って研鑽を積み、真剣勝負の技を習得する「極の形」を磨いてきた。
国を背負う重圧も
大会では、初日の「投の形」で日本代表ペアが敗戦したことを受け、「私たちが負ける訳にはいかない」と国を背負うプレッシャーを感じたと話す柴崎さん。体の大きさなど迫力では海外選手に劣ることから、練習では技の正確性やキレ、スピードに磨きをかけることに注力。その成果が出て、見事予選ブロックを通過した。
決勝では、短刀(木刀)を使う攻撃に対して制圧する動きを披露。迫真の演武で会場を魅了し、初出場で初優勝という栄誉を勝ち取った。
大会を終え、柴崎さんは「2連覇しなければ実力が本物だと証明できない。まずは、半年後の全日本選手権での優勝を目標に、世界2連覇を目指したい」と意気込みを語った。
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