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公開日:2023.03.16

官民学連携
「観光ネットワーク」が再開
コロナ禍で4年ぶり交流会

  • 互いの活動を紹介しあう参加者たち

 鶴見区の活性化を目的に、区内の企業や団体、個人らが集う鶴見「観光ネットワーク」づくり交流会が3月6日に区役所で開かれた。当初は2019年に始まったがコロナ禍で活動が休止。4年ぶりの再始動となった交流会には約60人が参加し、賑わう会場では活動再開に期待する声などが聞かれた。

 観光などを通じて鶴見を盛り上げたい人々が交流する場として立ち上がった同交流会。19年の際は30団体以上が参加し、複数の団体によるコラボ企画や、横浜商科大学と鶴見区による地域ポータルサイトの制作発案などを行ってきた。

 コロナ禍で休止となっていたが、再開のきっかけとなったのは、昨年鶴見が舞台のひとつとなったNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」で、区内の官民学が連携して様々な盛り上げを行った「ちむどんどん」横浜鶴見プロジェクト。

 ドラマや同プロジェクトを通じて仲通など沖縄タウンが全国から注目された成果を収めた一方で、区全域で盛り上がるという目標には一部欠けた部分もあった。そこで、同プロジェクトを成功体験としながら、改めて区全体で盛り上げるネットワークをつくろうと、同交流会が再開された。

 当日は、キリンビール横浜工場や横浜F・マリノス、鶴見歴史の会など、企業や団体、個人ら約60人が参加。この組織では代表者などを置かず、メンバー全員が「鶴見を愛する」という同じ立場で新たなコラボやアイデア出しを目指す。半官半民のような組織を目指し、区役所が活動をサポートしていく。参加者からは「前回の活動でいろいろな団体と知り合えたり、ワクワクした。活動が再開してまた新たな出会いに期待したい」などの声が聞かれた。

 次回の交流会は5月ごろを予定。定期的に会を開きながら、今後の可能性を探っていく。

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