獅子ヶ谷のみその公園「横溝屋敷」で、昨年9月から行われていた茅葺き屋根の葺き替え整備が3月30日に完了した。
今回整備が行われたのは主屋、表門、文庫蔵の3棟。補修は、葺き替えと、屋根の傷んだ部分を取り除き、新しい茅を葺いていく「差し茅」という手法が取られ、屋根には新しい部分と元の茅が使われている部分とで色合いが異なっている。
通常は四半世紀に一度程度の割合で補修するが、地球温暖化による気温上昇や酸性雨などの影響で腐食の進みが早くなり、主屋と表門は約17年ぶり、文庫蔵は約21年ぶりの整備となった。
また、2024年度には今回整備が行われなかった蚕小屋と穀蔵の茅葺き屋根を整備する計画も進んでいる。
同館の新田弘子館長は「工事期間中は恒例のひな祭りなどが開けず、残念がる来場者が多くいた。今年は新しくなった茅葺き屋根と共に普段の行事を行っていきたい」と意欲を見せた。
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つるぎん27日に4月25日 |
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