鶴見大学短期大学部保育科の学生が描いた児童虐待防止などを呼びかけるポスターが11月2日、鶴見銀座商店街の一角に掲示された。
掲示されたのは、建て替えのため解体中の旧マルハチビルの工事中の仮囲い部分。このポスターは、保育科の1年生の学生たちが社会的養護の授業の中で描いたもの。もとは校内のみで掲示されていたが、区内で児童福祉施設のこども家庭支援センター「つるみらい」を運営する須田洋平さんがポスターのことを知り、「児童虐待に関心を持ってもらうためにもぜひ多くの人の目にとまる場所に掲示すべき」と提案。須田さんがマルハチの八木幹雄社長に相談したところ、同社が毎年オレンジリボン運動に賛同していることもあり快諾。工事を担当する松尾工務店の協力もあって実現した。
ポスターには、児童虐待防止や児童相談所虐待対応ダイヤル「189」をPRする内容などが描かれている。11月は国のこども家庭庁が定める「オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン」月間でもあり、ポスターは11月末まで掲示される予定。学生たちを指導する同大の木口恵美子准教授は「学生にとっても大変貴重な機会をいただいた。感謝しています」と笑顔で語った。
鶴見区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
〈神奈川県後期高齢者医療広域連合からお知らせ〉【75歳以上の方が対象】いざ、健康診査へ!今こそ自分の身体を見つめなおす時 |
<PR>