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鶴見区 社会

公開日:2023.11.30

鶴見警察署
詐欺防止の3人に感謝状
金防連の総会で

  • 左から飯塚署長、宇田川さん、間野目さん、藤田さん

 鶴見警察署管内金融機関防犯連絡会の総会が11月22日に行われ、その中で特殊詐欺被害を未然に防止した3人に同署から感謝状が贈られた。

 感謝状を受け取ったのは、三菱UFJ銀行鶴見支店の間野目智美さん、横浜信用金庫鶴見駅東口支店の藤田直さん、ファミリーマート鶴見環状2号店の宇田川悠太さん。

 間野目さんは、同支店を訪れた高齢男性の10万円の引き出しで理由を確認。「パソコンのウイルス除去のため」と聞き、架空請求詐欺を疑い、阻止した。

 藤田さんは、高齢女性からキャッシュカードを止めたいとの申し出を受けて詳細を確認。「偽造カードを止めるために今から自宅に受け取りに行くと連絡があった」などの話から特殊詐欺と確信。阻止に至った。

 宇田川さんは高額のギフトカードを購入しようとした高齢女性に理由を確認したところ、「メールに登録料をギフトカードで支払ってくださいと記載されていたため」との説明を受け、架空請求詐欺を見抜き阻止した。

 受賞者の1人、宇田川さんは「被害を1件でも防ぐことができて良かった。一日も早く詐欺が無くなってほしい」と思いを語った。飯塚博史署長は「被害を未然に防ぎ、区内の安心安全に寄与していただき大変ありがたい」と感謝を伝えた。

寸劇による啓発も

 同総会では、区内で活動する「お笑いジーバー劇団」による特殊詐欺啓発の寸劇も行われた。笑いも交えながら詐欺の手口などを分かりやすく伝え、参加者らにより一層の警戒を呼び掛けた。

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