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鶴見区 社会

公開日:2024.02.01

消防技能コンテストで奨励賞
安善町共同防災組織が

  • 奨励賞を受賞した隊員たち

 鶴見区内の3事業所からなる安善町共同防災組織がこのほど、消防庁主催の技能コンテストで全国から10組織に贈られる奨励賞(消防庁長官賞)を受賞した。

 同組織は、石油コンビナート等災害防止法が1975年に施行されたことを受け、77年に設立された自衛防災組織。区内臨海部には大黒町に同様の組織がある。

 現在は、EMGルブリカンツ合同会社鶴見潤滑油工場、シェルルブリカンツジャパン(株)横浜事業所、セントラル・タンクターミナル(株)横浜事業所の3事業所で構成。隊員が交代しながら、365日24時間体制で安全を守っている。

 同コンテストは自衛防災組織の技能および、士気の向上などを目的に行われているもの。今年は全国から35の組織が参加し、日頃の訓練成果を競った。

 競技では屋外貯蔵タンクで火災が発生した想定で、大型の放水車を使った高所での泡放水活動や消防用資機材の確実な操作、安全管理などが審査された。組織の連携力や技術等が認められ、同組織は奨励賞を受賞した。

 隊員の1人、浜田諭さんは「チームワークを発揮することができ、対応できる自信がついた。次は最優秀賞を取れるよう今後も訓練を重ねていきたい」と語った。

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