鶴見区 社会
公開日:2025.07.24
日工が区社協に備蓄品寄付
アルファ米やカレーなど600食分
公共工事などを手掛ける(株)日工(吉岡幸弘代表)=市場富士見町=が7月11日、鶴見区社会福祉協議会に防災食など備蓄品の寄付を行った。
同社では5年に一度、会社の防災備蓄品の入れ替えを行っている。今回入れ替えた備蓄品もまだ期限まで期間があり、有効活用できる方法を検討していたところ、区社協が取り組むフードドライブの活動を知り、寄付することを決めた。
今回寄付したのは、アルファ米やパン、レトルトカレー、ミネラルウォーターなど約600食分。物品を届けた当日には贈呈式も行われ、吉岡代表が区社協の渡邊浩会長に目録を手渡した。
区社協によると、福祉施設や生活困窮者に食品を届けるフードドライブの活動では、昨年は食品を求めて約200人が窓口に訪れたという。今回寄付された食品も同活動に活用される予定で、渡邊会長は「非常に需要の高い食品を寄付していただき大変ありがたい。少しでも区民の方に喜んでもらえるよう、需要も聞き取りながら大切に活用させていただきます」と感謝を述べた。
吉岡代表は「鶴見で50年以上育ててもらった企業として、毎年何らかの形で継続的に地域に貢献していきたいと考えています。また、私たちの行動が少しでも誰かのきっかけとなり、このフードドライブ活動が更に広がってくれれば」と笑顔で語った。
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