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鶴見区 文化

公開日:2025.08.14

鶴見川沿いで盂蘭盆会
区仏教婦人会が主催

  • 区内寺院の住職たちが法要を行った

  • 焼香する参加者たち

 灯ろうに灯りをともし、先祖を供養する仏事・盂蘭盆会が7月29日、佃野公園そばの鶴見川沿いで行われた。鶴見区仏教婦人会(生方文会長)が主催したもの。

 盂蘭盆会は、戦後区内で福祉活動を推進するために設立された同会が1952年から実施している恒例行事。過去には鶴見川に灯ろうを流していたこともあったが、現在は環境に配慮して紙灯ろうを河川敷に並べ、区仏教会の僧侶たちが法要を行っている。

 また、紙灯ろうは、鶴見区障害者地域活動ホームもとみやの利用者によって作られたもの。灯ろうの組立などの制作に10年ほど前から協力している。

800個の灯ろう並ぶ

 当日は約80人の地域住民らが集まり、戒名や名前の書かれた紙灯ろう約800個が河川敷沿いに並べられた。

 法要に先立って御詠歌が奉詠された後、僧侶たちが般若心経を唱える中、参加者たちが焼香をして手を合わせた。

 生方会長は「ご先祖に思いをはせる大切な機会となってもらえたのでは。婦人会の大切な行事として、今後も続けていきたい」と語った。

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