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鶴見区 文化

公開日:2025.09.04

参考館修繕に100万円寄付
獅子ケ谷在住の晝間さんが

  • 寄付を行った晝間さん(中央)と石川代表(右)

 生麦事件の貴重な資料などを集めた私設の「生麦事件参考館」=生麦1丁目=の修繕に役立ててほしいと、獅子ケ谷在住の晝間佐千子さんが100万円を寄付した。

 寄付を受けたのは、同施設の再開を目指して住民有志で活動する「生麦事件参考館リユースプロジェクト」(石川建治代表)。同プロジェクトでは、同館の修繕や地域活性化に寄与する活用法の検討、生麦事件に関する講座等を開催している。

 晝間さんは「田中」の屋号で親しまれ、光明寺の檀家総代として代々獅子ケ谷を守ってきた旧家、晝間宗家の当主。佐千子さんも地域文化や教育振興、福祉活動などに尽力してきた。参考館については今春のプレオープンを偶然訪れ、同プロジェクトの活動に賛同して寄付を決めたという。

 8月21日には同館で協賛金の贈呈式が行われ、石川代表から晝間さんに感謝状が贈られた。晝間さんは「生麦事件という地域にとって大切な事象を後世に引き継ぐことは非常に大切。その事業に協力できて、ご先祖様も喜んでくれるのでは」と笑顔で語った。石川代表は「本当にありがたいご寄付をいただいた。施設の改修費などに、大切に使わせていただきます」と感謝を述べた。

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