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公開日:2011.09.29

東関東吹奏楽コンクール
横浜創英高校が金賞
6度目の全国大会出場へ

  • 練習に励む横浜創英の吹奏楽部

 横浜創英中学・高等学校(神奈川区西大口/岩村基紀学校長)の吹奏楽部が9月17日、宇都宮市で行われた第17回東関東吹奏楽コンクール高校Aの部で金賞を受賞した。6度目の全国大会出場を決めた同校吹奏楽部は現在、悲願の全国金賞へ向け練習に励んでいる。



 東関東大会には、神奈川・千葉・茨城・栃木の代表24校が参加。同校は一昨年の全国大会で銀賞に輝くほどの実力校で、本番では、課題曲・自由曲ともに今季最高の演奏を披露した。総評では「基本の中低音がしっかり響いている」と高く評課され金賞を受賞。10月23日(日)に行われる全日本吹奏楽コンクールの出場権も獲得した。



 昨年は大会規定により東関東大会に出場できず、関係者の間では経験不足が危惧されていた。指揮を務めた常光誠治教諭は「心配をよそに、徐々に調子を上げることができた。本番は緊張感のある素晴らしい演奏だった」と目を細める。140人の大所帯をまとめる部長の椛澤風太くんは「1年間のブランクがあったので、雰囲気づくりが大変だった。最後は先生を信じてがんばろうと一致団結できた」と振り返る。



 金賞に輝いた同校を含む3校が、吹奏楽の甲子園と呼ばれる「普門館」(東京都杉並区)へ出場する。部員たちは「前回を上回る金賞を取りたい」と練習に力を込める。

 

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