戻る

神奈川区

公開日:2014.09.04

紫雲会
支援施設をリニューアル
障害者の自立講座実施へ

  • 完成したゆかり荘(上)と挨拶した須藤理事長

 県内初の精神科病院「横浜病院」をはじめ、生活支援センターやグループホームなどを持つ公益財団法人紫雲会(須藤武彦理事長)は8月28日、障害福祉サービス事業所「ゆかり荘」=三ッ沢上町=の開所式を行った。

開放的な居住空間

 ゆかり荘は精神障害者の自立支援施設で、前施設の老朽化に伴いこの度リニューアルされた。地上3階建てで、居室は27室。横浜病院や周辺病院の患者が最長2年入所でき、体験入所などに対応したショートステイ用も3室用意されている。壁の角は丸く施してあり、浴室やエレベーターはバリアフリー。広々とした食堂は明るく開放的で、各所で壁紙の配色を一部変えているなど、病院施設の枠にはまらないのびのびと暮らせる配慮も見られる。

 居室料は無料で、光熱水費と食費(昼350円・夕230円)が実費。既に9月1日から新生活がスタートしており、「料理や掃除・洗濯ができるようになりたい」「金銭管理ができるようになりたい」といった患者が調理プログラムや生活講座などを受けている。

 開所式で須藤理事長は「自立するのがまだ難しい人が不安なく生活できるよう、日常生活に欠かせないことをゆかり荘で身につけてもらいたい」と話した。

    ピックアップ

    すべて見る

    意見広告・議会報告

    すべて見る

    神奈川区 ローカルニュースの新着記事

    神奈川区 ローカルニュースの記事を検索

    コラム

    コラム一覧

    求人特集

    • LINE
    • X
    • Facebook
    • youtube
    • RSS