8月17日から北海道と東北6県で開催される全国中学校体育大会(全中)に、神奈川区内の2校4選手が出場する。8月4日には神奈川区役所で激励会が行われ、二宮智美区長らが4人と対面。「優勝したいです」と意気込む選手たちを激励した。
16競技が行われる夏の全中。今年、神奈川区からは錦台中3年・松本純弥くん(陸上男子800m)、六角橋中3年・津島康(こう)くん(陸上男子110mハードル)、同2年・朝飛真実さん(柔道女子70kg級)、同2年・東山祐汰くん(柔道男子55kg級)が出場する。
「真面目」な陸上2選手
松本くんと津島くんは初めての全中だ。松本くんは2つの県大会で優勝。自身の強みを「後半もスピードを維持できるところ」と分析する。顧問の片岡大樹教諭は「真面目な性格」と話し、周囲からも人気だという。「レース序盤を食らいつきたい」と優勝を目指す。
津島くんは県大会で標準記録を突破し、切符を手にした。2年生で短距離からハードルに転向。指導する加藤裕美教諭は「意識が高く周りに刺激を与える」と評価する。「スピードとリズムを掴んで準決勝までは進みたい」と謙虚に答えた。
チームを牽引柔道2選手
顧問の宮下広平教諭が「二人が部を引っぱっている」と評価する朝飛さんと東山くん。朝飛さんは2回目の全中。昨年は初戦敗退だっただけに「声を出して気合いで負けない」と意気込む。実家が道場の朝飛さん。「自分より体格の大きい選手との対戦を意識した稽古を積んできた」と頂点を見据える。
部長を務める東山くん。県大会では、昨年の全中出場者を下して出場権を獲得した。競輪選手だった父親譲りのスタミナが持ち味。「いかに自分に得意な組手をとれるかが勝利のカギ」と話す。二宮区長は「自分を信じて大会を楽しんでほしい」と激励した。
|
<PR>
神奈川区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|