キャンドルナイト実行委員長を務める神奈川大学3年生の 田村 和也さん 六角橋在学 21歳
統率力で地域を活性
○…神大生と六角橋の地域団体で構成される「まち×学生プロジェクト」。地域交流を活発化させようと様々な企画を展開しており、明日29日には「キャンドルナイト」を開く。実行委員長として今年から本格的に取り組む中で、初開催だった昨年の反省を活かし、今回は”地域の繋がり”をさらに意識。参加団体に任せていたキャンドルホルダーづくりにも学生たちが足を運びアドバイスを行ったほか、催し当日も制作者に常駐してもらい来場した人々との会話を楽しむスタイルに変えた。「地域全体でイベントを作り上げていきたい」と意気込む。
○…大学では心理学を専攻し、地元の子どもに読み聞かせするなど地域活動に積極的なゼミで総ゼミ長を務める。この学問に興味を抱いたのは、受験期に読んだ本『嫌われる勇気』のアドラー心理学の影響。「自分が良いと思ったら、他人に評価されなくてもいい」という考えに共感を覚え、背中を押された。バイト選びの際も「人と違ったことがしたい」と、学生では珍しいコールセンターで勤務する。
○…学生時代は3度の転校を経験し、地域による違いを体感してきた。小学5年から中学卒業まで続けた空手道教室では、武道の稽古に励むとともに、後輩の緊張を解くために雑談しながら話しやすい雰囲気づくりをするなど、持ち前のリーダー気質を発揮。高校は弓道部に入部し、男子部長も務めてきた。
○…好きな言葉は「人間万事塞翁が馬」。幸不幸は予測できないからこそ、物事をポジティブに捉えることを心掛ける。将来の夢は今の経験を活かして、地域や人の役に立つ仕事に就くこと。様々な意見を取り入れながら形にしていく姿から、すでに若き統率者としての才覚を感じた。
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