横浜創英高等学校=西大口=のダンス部が、県新人大会フリー部門に出場し、1年生が優勝、2年生が準優勝に輝いた。
入部初の大会となる1年生は、ダンス経験のない生徒も含む48人で挑んだ。テーマはトイレに行きたい様子を表現する「位置について、尿意ドン!」。面白さとクライマックスの緊急事態の伝え方を話し合い、指先から表情まで皆が揃うよう全体練習に注力した。審査員からは「どの場面を見ても笑ってしまう」と技術面とコミカルな表現力が高評価を受けた。
2年生30人はクモの動きを取り入れ「蜘蛛男蜘蛛女」をテーマに演技。実際にクモを飼育して動きを研究し、歩く速さを変えるなど個性を生かす踊りで魅了した。序盤にクモの糸をイメージした振り付けでインパクトを持たせ、身体表現力を存分に発揮し評価を得た。
部長の君嶋千波さん、キャプテンの西尾有梨沙さん、1年生を率いる大重花恋さんは「最後まで追求した甲斐があった。次の全国大会でも入賞したい」と意欲をみせた。
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