神奈川区 社会
公開日:2026.03.26
GREEN×EXPO 2027
県出展エリアのベンチをデザイン
神奈川工業高校の3人
2027年3月に横浜市で開催される国際園芸博覧会「GREEN×EXPO 2027」に向け、県立神奈川工業高校=平川町=デザイン科の生徒3人の作品が、県出展エリアに設置されるベンチのデザイン原案に採用された。
県内のデザイン教育課程を持つ専門高校生を対象に「山」「街」「海」をテーマに公募が行われ、74作品の中から3人の作品が最優秀作品に選出された。県立吉田島高校=開成町=の生徒が自校の演習林で伐採した木材を使用し、虫食いや病害などで通常は使い道が限られる木材の活用もテーマとなった。生徒たちはデジタルソフトを駆使し、約1カ月かけてアイデアを練り上げた。
地層モチーフ
「山」のテーマで選ばれた佐々木由芽さん(1年)の作品「きごころ」は、地層をモチーフに木々の歴史を表現。不規則な形を重ね、座る人が高さや景色を選べる設計だ。「多様性が尊重される現代のように、虫食い被害に遭った木に対しても『心』を尊重してほしいとの願いを込めました」とタイトルへの想いを説明する。
都会らしさ取り入れ
「街」をテーマにした藤門桃羽さん(3年)の「KAMOME」は、自然が残る地元の座間市と都会的な横浜中心部の対比から着想。都会の幾何学的でシンプルなデザインをベースに、県鳥・カモメのシルエットで軽やかさを出した。今春で卒業を迎え「立体物としてデザインが評価されたのは新鮮な経験でした」と高校生活を振り返る。
青海波で「和」表現
「海」をテーマにした2年の鈴木百合華さんの「WAVE」は、丸太を用いて青海波文様を表現。海外からの来場者も想定し、和風の文様を取り入れた。「あえて虫食いや節が見えるよう配置し、神奈川の木材が抱える課題が来場者にも伝われば」とデザインのねらいを語る。
ベンチは2基ずつ設置される予定で、今後は県内工業高校の生徒らが実物の制作を担う。3人は「自分のデザインが実物になるのはうれしいが、まだ実感が湧かない」と、会場にベンチが並ぶ日を心待ちにしている。
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