スケートボード走行が禁止される区域で注意喚起を行うため、横浜市西区を管轄する戸部警察署や横浜市らが11月27日、横浜駅周辺やみなとみらい地区でパトロール活動を行った。
戸部署管内では近年、スケートボードによる騒音などに対する苦情が、地域住民から多く寄せられているという。これを受け、同署は3月から「西区内におけるスケートボード総合対策」に着手し始めたが、今年1月から10月末までで300件を超える苦情が寄せられているほか、11月24日には西区の商業施設内にスケートボードをするために無断で立ち入ったとして20代の男性4人が書類送検される状況になっている。今回のパトロールは、取り締まりを強化している中での実施となった。
この日は、ミス・アース・ジャパン2020神奈川代表で大学生の渡邊絵里香さん(19)が1日警察署長に任命され、苦情の多い地区で警告のチラシやステッカーを配布したほか、近隣の店舗へ協力を依頼した。渡邊さんは「スケートボードは東京五輪の新競技として注目を集めているからこそ、スケートパークなどの場所でルールを守って楽しんでほしい」と同年代のスケーターに呼びかけた。
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