◆創建 1447年(室町時代)/古屋道正住職
◆こんな歴史があります
「横浜の浦島太郎伝説」を伝承するお寺であることから、通称・浦島寺といわれています。横浜の伝説では、浦島太郎が竜宮城から帰る際、乙姫から玉手箱だけでなく観音像をもらい受けたとされており、その観音像が同寺に安置される「龍宮伝来浦島観世音菩薩」です。
もともとこの観音像は江戸時代の神奈川宿大火で焼失・廃寺となった観福寿寺の御本尊でしたが、戦火を逃れ明治6年に慶運寺に移されました。横浜大空襲では今度は慶運寺が本堂などすべて焼失しましたが、この時も観音像は難を逃れました。カメの背に観音様が立つ珍しい秘仏として、12年に1度の子年にだけ開帳されます。
横浜開港当時には同寺はフランス領事館として使われ、初代領事のベルクールが滞在したことでも知られています。
住所:神奈川区神奈川本町18の2(JR・京浜急行「東神奈川駅」から徒歩7分)
電話番号:045・441・8310
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