ひきこもり支援説明会
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菅田地区の子どもたちに地域への関心を持ってもらおうと、同地区の社会福祉協議会と地域ケアプラザがクリアファイルを作成した。助け合いや交流を目指すスローガンと共に、イラスト地図やクイズなどをプリントして遊び心にこだわった力作。同協議会副会長の倉石芳枝さんは「子どもたちがまちのことを考えるきっかけになれば」と期待を込める。
同協議会では、子どもの居場所づくりとして「ComeComeひろば」と題したケアプラザの一部開放を行うほか、約20年にわたって開催している「輝け菅田の子フェスティバル」といったイベントなどを行っていたが、コロナ禍で軒並み中止に。行事を楽しみにしていた子どもたちに「何か楽しみを与えられるようなことを」と考え、形に残るクリアファイル作りを企画した。
菅田らしさを感じられるオリジナルのクリアファイルを目指したといい、自分たちの地域をより深く知ってもらえるよう片面いっぱいに菅田地区の地図を掲載。イラストは主任児童委員の野中由美さんが担当し、修正を重ねながら約3カ月かけて完成させた。
地図に隠れたキーワード
地図の上には菅田地区の第3・4期地域福祉保健計画のスローガン「助け合えるまち 交流のあるまち 菅田」というフレーズを掲げ、外国籍の住民も多いことから英語と中国語でも表記。親しみを感じる柔らかなタッチの地図中には、同計画のキーワードとなる「みまもり」の文字も隠されている。裏面はトレジャーマップと題して4つのクイズを載せ、これらを紐解くとスローガンが浮かび上がる仕掛けを取り入れた。
倉石さんは「菅田の子どもたちの思い出を少しでも私たち大人が作っていって、地域愛をより醸成していきたい。今回の取り組みもその一つになれば」と話す。クリアファイルは1千枚を製作し、池上と菅田小学校の統合で今年4月に誕生した菅田の丘小学校の全児童555人に配られ、イベントの景品として使用することなども検討しているという。
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