学校、保護者の連絡電子化 (株)横浜メディアアド
栄町の総合広告代理店「横浜メディアアド」は今年6月、横浜市のSDGs(持続可能な開発目標)認証制度「Y―SDGs」の認証を受けた。
同社は、印刷機器メーカーの理想科学工業と共同で学校と保護者のデジタル連絡ツール「スクリレ」の普及に力を入れている。スクリレは、両者間の連絡を印刷物や電話といった従来の方法からアプリ上で行えるようにするもので、今年4月からサービスを開始。無料で使用でき、情報が遅延なく確実に保護者に届くだけでなく、教員の印刷業務といった負担を減らすことにもつながっているという。
アプリ上には広告が表示され、保護者が任意に閲覧することで子どもが通う学校に「スクリレポイント」が付与される。学校側は貯まったポイントを教育や事務の備品などに交換でき、学校運営における財源確保に貢献することで教育環境の向上にもつながるとしている。
同社は東神奈川駅前の神奈川区民文化センター「かなっくホール」などの指定管理も行っており、地域の小学校などで取り組んでいる芸術文化普及のための授業などがSDGsの理念に合致していることも評価につながった。
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