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公開日:2022.07.14
少年サッカーマリノス杯
区選抜が23年ぶり 優勝
女子はベスト8進出
横浜市内18区ごとの少年サッカー選抜チーム同士で争う「横浜F・マリノス杯」が開催され、7月2日の決勝トーナメントを勝ち上がった神奈川区選抜が23年ぶりとなる優勝の栄冠を手にした。
神奈川区内には小学生が所属する8つのサッカークラブがあり、その中から選抜された6年生19人が同大会に参加。昨年のマリノス杯では、予選を突破するも決勝トーナメントの1回戦で敗退していた。
今回の出場に向けては今年の2月、選手の選考会を実施。月に1回、菅田町のグラウンドで試合形式を中心に練習を行い、ボールを支配する攻撃と積極的なボール奪取を意識する守備をチームのコンセプトとした。
予選は18チームが6組に分かれるリーグ戦で、神奈川区は栄区、保土ケ谷区と同じ組に。栄区との初戦はお互い得点がなく引き分けとなったが、保土ケ谷区には4対0で勝利。8チームで争う決勝トーナメントに駒を進めた。
5試合で1失点
旭区との1回戦を1対0で制し、準決勝となった次の青葉区戦は0対0でPK戦にもつれこんだが、ゴールキーパーの活躍もあり決勝へ。
優勝をかけた鶴見区戦では、前半に押し込まれる時間が続くも、終了間際にミドルシュートを突き刺し、1点リードで折り返す。後半も立ち上がりに追加点を加えるが、中盤に失点。しかしその後は相手に隙を与えず、2対1で試合終了。予選からの5試合で合計1失点という安定した守備力を発揮し、18区の頂点に輝いた。
今年度からチームを率いる前波裕一監督は「どの試合も簡単ではなく、選手たちが踏ん張ってくれた成果」とコメント。浦田尊和選手は「全員で優勝に向かって全力を出し、団結して戦えた。優勝できて嬉しく思います」と喜びを口にした。
今回の結果を受けて神奈川区選抜は今年の11月、各都市の選抜など約15チームで争う「横浜招待少年サッカー大会」に出場予定という。
限られた時間で準備
5年生以上の16人で構成される女子の神奈川区選抜は、市内の区選抜16チームで戦う「ニッパツ横浜FCシーガルズ杯」に出場。女子は定期的な練習場所の確保が難しく、シーガルズ杯へ向けては南神大寺小学校で1度だけ。限られた時間の中で、攻守の切り替えとスピードのある選手を生かしたサイド攻撃などシンプルな戦術を浸透させるとともに、選手同士の円滑なコミュニケーションを意識した練習を展開した。
迎えた予選では16チームが4組に分かれ、神奈川区と同じ組になったのは青葉区と栄区、瀬谷区。初戦は6対1で青葉区を下す。次の栄区戦では終盤まで1対1の均衡状態だったが、相手の攻撃をしのいでからのカウンターで決勝点をあげ、予選突破を決めた。
8チームが出揃った決勝トーナメントでは、1回戦で旭区に0対6と勝利をあげられず敗退。しかし、その後に行われた戸塚区との交流戦では7対1で圧倒するなど、実りある大会となった。
三瓶菜々美選手は「いつもとは違うチームのメンバーだけど、同じ気持ちで目標に向かい、1つひとつのプレーで意識を高めながら、暑い中みんなが走り続けられた。その結果がベスト8につながったと思います」と話した。
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