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神奈川区 教育

公開日:2022.08.04

海洋汚染の現状伝える
協進印刷 篠原西小で授業

  • クイズに参加する児童ら

 大口仲町の協進印刷が7月13日、篠原西小学校=港北区=の4年生100人ほどを対象にSDGsについて解説する授業を行った。



 持続可能な社会づくりの担い手を育てる教育「ESD」が盛んになってきていることから、SDGsセミナーなどを開催する協進印刷が「民間企業でも貢献したい」と授業を企画。港北区のサンワテクニカルパートナーズも賛同し、実施に至った。



クイズ交えながら解説



 授業では協進印刷の江森克治代表取締役社長が講師を務め、児童たちが考えやすいようにとSDGs17の目標から「海の豊かさを守ろう」をテーマに。海洋ごみの数量6割以上を占めるプラスチックの中でも、ペットボトルや漁具などが多いことを解説。また全世界で1年間に飛行機5万機分相当の海洋プラスチックごみが増えている現状などを、クイズ形式で問いかけながら伝えた。



 授業を受けて児童らは、「エコバッグやマイボトルを使うようにする」「清掃活動に参加したい」と今からできることを考えていた。終わりにはサンワテクニカルパートナーズからエコバッグ、協進印刷から紙製クリアファイルが児童にプレゼントされた。江森社長は「今日学んだことを各家庭で役立ててほしい」と呼びかけた。

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