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4月25日
決められた時間とエリアの中、チームで拾ったごみの種類と量をポイント化し、得点を競い合う「スポGOMI」。同競技で高校生を対象とした神奈川県大会が8月27日に中区で行われ、出場した神奈川工業の園芸同好会Aチームが優勝を果たした。
高校生が出場する「スポGOMI甲子園」は、2019年からスタート。都道府県ごとに予選が行われ、優勝チームは全国大会に進出する。神奈川県大会では、初回に横浜隼人のチームが1位に輝き、20年からは関東学院のチームが2連覇を果たしていた。
普段は緑化活動
初出場となった神奈川工業園芸同好会は、昨年9月に創設されたばかりで、普段は校門近くの一角にある畑で野菜や花などを育てるのがメインの活動。同会は理念として「社会や地域への貢献」を掲げており、顧問の勧めを受けて同競技への参加を決めた。
今回の神奈川県大会は前回王者が不在となったが、3人1組の23チームが参加。過去最多のチーム数で、神奈川工業園芸同好会からは3チームが出場した。
当日は気温30度を超える炎天下での開催に。各チームは制限時間の60分を使い、旧市庁舎や関内ホール、神奈川県歴史博物館といった施設、オフィス・飲食店が集中するエリア内で、落ちているごみを拾っていった。
2位に約1・5kg差
神奈川工業園芸同好会部長の鍵谷風輝さん、副部長の柏谷龍一さん、元野球部の加賀谷翔真さんの3年生3人組は、人通りの多いエリアやポイントの高い吸い殻を狙って喫煙所周辺などを重点的に回った。駐車場や大きな道沿いの街路樹の下、茂みなど隅々まで探したことなどが勝因という。結果としてビニール傘や空き缶、吸い殻など6・42kgを集め、2位より約1・5kg重いごみの量での1位となった。3人は「優勝できると思っていなかったので、驚きとともに嬉しい。全国に出るからには頑張ります」と口を揃えた。また3位には、2年生3人の神奈川工業園芸同好会チームおがが入賞している。
全国大会は12月26日、東京都のすみだリバーサイドホールで予選を勝ち抜いた35チームが争う。
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