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公開日:2023.04.13

統一地方選神奈川区
藤代氏、梅沢氏トップ当選
維新が市、県で議席確保

  • 市議選でトップ当選を果たしだるまの目入れを行う藤代氏(上)と、県議選当選の報を聞きばんざいで喜ぶ梅沢氏(下・中央)

 第20回統一地方選挙の投開票が4月9日に行われ、市議選では藤代哲夫氏(自民・現)、県議選では梅沢裕之氏(自民・現)が、それぞれトップ当選を果たした。神奈川区選挙区では、市議選(定数6)・県議選(定数3)にそれぞれ9人、5人が立候補していた。

1増の6議席争う

 市議選では5人の現職と元職1人、新人3人の計9人が立候補。前回無投票だった4年前の選挙から、1議席増えた定数6を争う構図となった。

 1万2977票を獲得しトップ当選を果たしたのは藤代氏。当確の知らせを受け、「9名の立候補者で本当に厳しい戦いだった。その中でのトップ当選は皆様からの期待だと思っている」と顔を引き締め「地域の皆さんの声を市政の場に届けて、形にしていくのが私の基本姿勢。この期待を裏切ることのないよう、引き続き活動していきたい」と意気込んだ。

 中山大輔氏(立民・現)、田中紳一氏(維新・元)、小松範昭氏(自民・現)、宇佐美清香氏(共産・現)竹内康洋氏(公明・現)が当選。見矢木素延氏(国民・新)、藤村晃子氏(無所属・新)、水島順二氏(無所属・新)の新人3人は及ばなかった。

共産・上野氏落選

 県議選は、3議席を現職3人、新人2人の計5人で争った。結果は、梅沢氏が2万8800票を獲得し、6期目の当選となった。「有権者からの叱咤激励だと思う。奢ることなく地に足をつけてやっていきたい」と振り返った同氏。地域経済の活性化のための財源確保を重点政策に掲げ、「生まれ育った神奈川区から、横浜市・神奈川県を元気にしていきたい」と抱負を語った。

 片桐紀子氏(維新・新)、中村武人氏(立民・現)の2名も当選。1期務めた上野達也氏(共産・現)、井口浩一氏(無所属・新)は届かなかった。維新が市会・県会とも、新たに議席を獲得した。

 神奈川区の投票率は、市議選が40・40%で市内18区では17番目の数字。市全体の投票率は、42・83%で前回から0・35ポイント上昇となった。

 県議選は40・27%で、前回から5・20ポイントの上昇となった。投票が実施された38選挙区の中で26番目。横浜市全体では、前回から0・77ポイント上昇し、42・89%だった。

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