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公開日:2023.04.20

京浜電設(株)
横浜市SDGsで最上位
区内唯一のランクアップ

  • 認定書を手にする(左から)齊藤さんと藤野さん

 電気工事業を手掛ける京浜電設株式会社(福島佳孝代表)=松見町=が、横浜市SDGs認証制度Y-SDGsで最上位の「Supreme」に認証された。長年の地域密着の活動が評価された。そのほか区内6事業所が新たに認証を受けた。

 今年5月に、創業70年目を迎える同社。設立以来の理念が「地域の人々のために」との思い。地域貢献活動に精力的に取組み、2021年にY-SDGsで上位ランクの認証を受けると、昨年は横浜型地域貢献企業等にも認定された。

 昨夏に始めたのが「SDGsコラボ自動販売機」の設置だ。啓発用のデザインに加え、売り上げ1本につき2円が横浜港クリーンアップ事業に寄付される。同社周辺にあった販売機3機を切り替えたところ、導入直後から売上本数が増え、寄付につながっているという。「気軽に参加でき、SDGsを広める機会にもなったのでは」と広報担当の齊藤安珠さん・藤野真結さんは語る。

 2年前から参加する地元企業約30社での清掃・植栽活動「クリーン大作戦」では、住民と会社近くで放置された樹木や枯葉の清掃を実施。「お礼の言葉や挨拶を交わしたりと、活動を通じて社員と地域の交流も深まった」という。最近は、横浜市の「はまっ子防災プロジェクト」への協賛など防災面にも注力。同じ認証企業と連携し、工事の際に出る電線のくずを使った子ども向けのワークショップなども企画している。

 最上位へのランクアップに、「励みになるし、責任感も増した。改めて地域に貢献していきたい」と語った。

6社が新規認証

 今回の認証では、市内76事業者が新規認証、18事業者がランクアップとなった。神奈川区では、同社が唯一のランクアップ。以下6事業者が新規認証となった。【上位】▼横浜市住宅供給公社【標準】▼(株)ジョビア▼(株)Beer the First▼相武造園土木(株)▼(株)ワカバヤシ▼(株)柴橋商会

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