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神奈川区 人物風土記

公開日:2023.06.29

地域でマルシェやおもちゃのリユースなどを企画する
岡地 俊明さん
松見町在勤 41歳

笑顔の花、地域から

 ○…創業60年を超える建築会社「岡地建工社」の三代目。本業の傍ら、2020年11月には「松見町マルシェ」を開催するなど、地域イベントにも力を入れる。きっかけはコロナ禍。「地元で過ごす時間が増え、まずは身近な人たちを笑顔にしよう」と始め、昨年末には子育て世帯を応援する「おもちゃのリユース」企画も始動した。

 ○…同社の副社長を務めていた30歳で「自分自身でも新しいことに挑戦してみたい」と決意し、現在の子会社の基となるハウスクリーニング会社を立ち上げた。多忙な日々の中で学んだのは、自身が幸せを感じることの重要性。「社長が不機嫌だと社員も働きづらい。誰よりも自分が自分を応援してあげることがメンタルを保つ秘訣」と、19年に代表として戻ってからも笑顔を絶やさず社員を引っ張る。現在は、松見町西寺尾八幡神社の氏子総代会の役員も務める。日課で参拝しており、神社の清掃活動に社員と一緒に参加したことが交流のきっかけ。「地域とつながる貴重な出会いになった」と言い、昨年初開催した共同企画の「神社deマルシェ」は盛況となった。

 ○…西寺尾小・錦台中で過ごした生粋の松見っ子。中学時代は、兄や友人の影響でバンドを結成した。「女の子にモテると思って、一日6時間ギターを弾いていたよ」と笑う。現在の趣味は車で、最近は憧れのベンツを購入。山梨への家族旅行も愛車を走らせ、「3歳の子どもも、ブーブからベンツに呼び方が変わったよ」と優しい父の表情を覗かせる。

 ○…家づくりも地域イベントも共通するのは、「笑顔を増やしたい」との思い。「建ててよかった、来てよかったと思ってもらえるように。今後も地域にたくさんの笑顔を届けていきたい」

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