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公開日:2023.09.07
学校法人岩崎学園
eスポーツで地域活性
最新施設を開所
学校法人岩崎学園=鶴屋町=は8月25日、最新設備のeスポーツ施設を同学園ビル内に開所した。ゲーム開発などに関するスキルの育成や、横浜市や周辺企業とも連携してイベントの開催も想定。eスポーツを通じた地域交流や新たな賑わいづくりが期待される。
今回お披露目されたのは、”i-CROSS ARENA”。36のプレーヤー席には、専用施設にも引けを取らないPCやマウスなどの機器が用意されている。アリーナ正面には、3つのパネルが連結された大型ディスプレイが備えられ、プレー画面や対戦中の選手やスコアを表示できる。さらに、LEDライトや音響システムを使った勝敗やポイント時には派手な演出も可能で、今後はゲーム配信やイベント開催も想定している。
同学園教員の武藤幸一さんは「ゲームの企画・開発、実際のプレー、イベントの運営や配信など、eスポーツに関わる全ての学びを学生が体験できる施設になっている」と話す。同学園では来年度からeスポーツビジネスに関する養成コースも新設するなど、人材育成に力を入れている。
行政・企業と連携
さらに、横浜市の後援のもと、3企業が発足した”横浜GG(グッドゲーム)プロジェクト”への参画も決まった。これはeスポーツを通じた地域社会の発展を目指す計画。同学園では、プログラミングを使ったゲーム制作やCGやイラストデザインなど、様々な技術を持った学生のスキルを活かし、イベントの共催などを予定している。「学んだ知識を地域に還元したい。学生が考案したゲームでイベントを開催することもできるかもしれない」と武藤さんは期待を口にする。同学園では横須賀市のeスポーツプロジェクトにも参画しており、今後も行政や企業と協力しながら、子どもから高齢者までが楽しめる様々なイベントの拠点としてアリーナを活用していく方針だ。
当日はアリーナのこけら落としとして、同学園の横浜デジタルアーツ専門学校と情報科学専門学校の学生約20人によるゲーム大会も開催された。施設の内覧に訪れた関係者らを前に、学生たちは熱戦を繰り広げ、ディスプレイやライトの演出も披露された。参加した永田紘悠さん(横浜デジタルアーツ専門学校3年)は、「素晴らしい設備のアリーナができ、自分たちにできることが広がったと感じる。将来はeスポーツのマネジメントやサポートに携わりたい」と話した。
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