神奈川区 ピックアップ(PR)
公開日:2024.01.01
地域と共に歩んだ歴史
「技術の日産」支えて90年
横浜工場
日産自動車株式会社は2023年12月26日、設立90周年の節目を迎えた。その発祥の地であり、今もなお自動車製造の屋台骨となっているのが「横浜工場」=神奈川区宝町2=だ。一人一人が開拓者精神を持ち技能・技術を磨き、信頼され魅力ある製品とサービスを提供する横浜工場の秘密に迫る。
1933年12月、現在の地に「自動車製造株式会社」として設立。35年には、部品製造から最終組み立て、量産までをできる日本初の自動車一貫生産工場として稼働が始まった。
1965年からは、エンジン・サスペンションなどのユニット生産の専門工場へとシフト。以来、日本や世界で初となる様々な技術革新を進め、「安定した量産体制」を築き、安全で快適な車社会を縁の下から支えてきた。エンジン生産は昨年、累計4000万基を達成。90年の節目に、偉大なマイルストーンに到達した。
世界初のエンジン革命
現在は、神奈川区と鶴見区にまたがる約54万平方メートルの敷地で3地区に分かれて、約3200人の従業員がエンジン・モーター・サスペンション部品という、車の最重要部品の生産に携わる。
横浜工場では2017年、世界初の可変圧縮比エンジンの量産に成功した。圧縮比を変えることで「高燃費」と「高出力」の両立を実現。まさに「夢のエンジン」を完成させた。
日産を代表するスポーツカー「GT-R」専用エンジンは「匠」と呼ばれる熟練技能者が担当。手の感覚で1基1基作り上げたエンジンには「匠」のネームプレートが取り付けられる。
電気自動車のモーターなど、新しい時代の車を支える技術も日進月歩で進化している。「リーフ」や新型「ノート」などで、コンパクトで軽量化の進んだモーターが、走行時の静粛性、滑らかな加速を実現しいてる。
地域貢献活動
横浜工場を語る上で欠かせないのが、地域貢献活動。地域との共生を目的に始まった「日産YYまつり」は、今や風物詩に。工場の敷地には、社員らの出店のほか、近隣店舗や地元自治会・町内会のテントが軒を連ねる。ステージパフォーマンスも含め、毎年多くの地域住民が足を運ぶ。毎月23日には、「ニッサンデー」と称して区役所や自治会・町内会と一緒に、工場周辺や町内の美化活動を推進している。
23年の神奈川区民祭りでは、電気自動車「アリア」の給電でステージの電力を賄う新たな試みも。技術で便利な暮らしを支えながら、豊かで明るい社会を、住民とともに築いてきた。
◆以下の画像をクリックかタップするとPDFが開きます。
日産自動車株式会社横浜工場
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横浜市神奈川区宝町2
TEL:045-461-7304
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