市政報告
六角橋線、ついに事業化
自民党横浜市会議員団　小松のりあき

事業概要図（横浜市資料より）

　長年にわたり地域からも要望のあった、都市計画道路六角橋線（六角橋地区）の整備事業が、今年５月に認可されました。

　私も地元の市会議員として粘り強く訴え続けてきたこの事業が、計画から実行段階へと移ることに、大きな責任と期待を感じます。

　この事業は、六角橋二丁目から五丁目に至る約３５０ｍの区間において、現在の幅員約４ｍの道路を、両側に広い歩道を備えた幅員15ｍの２車線道路へと生まれ変わらせるものです。これにより、新横浜通りと横浜上麻生道路を結ぶ交通の円滑化が図られるだけでなく、何よりもこれまで危険と隣り合わせだった歩行者の安全が抜本的に確保されます。

防災機能強化へ

　しかし、この道路整備の最大の意義は、防災機能の飛躍的な強化にあります。

　当該区間は、横浜市が定める「地震火災対策重点路線」に位置付けられています。幅員15ｍ以上の道路が整備されることで、大規模地震の際に火災の延焼を食い止める「延焼遮断帯」が形成され、万が一の災害時に被害の軽減が期待されるほか、住民の皆様の避難路、そして消防や救急といった緊急車両の活動路として活用されます。併せて進められる無電柱化も、災害時の倒壊リスクをなくし、安全性をさらに高めます。

　この道路整備は、総事業費50億円という大きな事業ではありますが、将来にわたって市民の安全・安心に寄与する、極めて効果の高い未来への投資です。今後は令和10年度以降の工事着手を目途に、用地取得などの交渉が進められます。

　私の信条である「責務は安全」を胸に、地域の皆様の安全・安心な暮らしを実現するため、事業の円滑な進捗を議会の立場から力強く後押ししてまいります。

横浜市会議員　小松範昭

横浜市神奈川区六角橋2－5－24

TEL:045-491-7515

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