藤沢 社会
公開日:2026.02.13
市と3社
家庭の油で空飛ぶ時代へ
SAF利活用で協定締結
藤沢市は5日、日揮HDとレボインターナショナル、サファイアスカイエナジーの3社と、家庭や事業所から排出される使用済み食用油を国産の持続可能な航空燃料「SAF」の原料に活用する連携協定を結んだ。全国屈指の廃食用油回収量を誇るという市の資源を、次世代エネルギーへとつなげる狙い。
SAFは化石燃料に代わって廃食用油や草木などを原料とする燃料。二酸化炭素の排出を大幅に削減できると、世界的に需要が急増している。現在、国内では多くの廃食用油が海外へ輸出されたり、家庭では燃えるごみとして捨てられたりしている。これらを回収・製造し、国内資源の循環が協定の目的だ。
市は2007年度から廃食用油の資源化に着手。現在は週1回の戸別回収を行っている。23年度の回収量は約183トンに上り、人口規模の近い他市と比べても高水準にあるという。市内で回収された油のうち年間約30トンが新たにSAF製造へと振り分けられる。日揮HDの担当者は「20年以上前から資源化に取り組む先駆的な藤沢市と連携できることは意義深い」と期待を寄せる。
協定の役割は、市が市民への啓発と良質な廃食用油の回収・提供、レボインターナショナルが廃食用油の回収とSAF製造プラントへ運搬、サファイアスカイエナジーが廃食用油を原料にSAFを製造、日揮HDがプロジェクトを主導する。廃食用油の約80%をSAFとして製品化できる見込み。鈴木恒夫市長は「市民に資源循環の成果をより見える化していきたい」と語った。
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