神奈川区 文化
公開日:2026.08.13
戦後81年 自宅に残る焼夷弾破片 松見町鈴木さん宅に保管
8月15日で終戦から81年を迎える。松見町3丁目に住む鈴木裕次さん(68)の自宅には、当時家の敷地内に落ちた焼夷弾の破片が残されている。
保管されている焼夷弾の破片は直径約8cm、長さ28cmの六角形の筒状。東神奈川などを中心に投下された焼夷弾が松見町周辺にも多数落下したという。全焼した家も多く、一帯は激しい戦禍に見舞われた。
父に聞いた戦争の話
当時中学生だった鈴木さんの亡き父は、浅野造船所で勤労奉仕をしていたという。ある日の朝、「空襲がある」と現場責任者から帰宅を指示されたが、その直後、造船所周辺は激しい空襲に遭った。「あの日帰らなかったら今、お前はいない」と、鈴木さんは生前の父からよく聞かされたという。
農業を営んでいた鈴木さんの実家は茅葺(かやぶき)屋根だったが、上にトタンを敷いていたため、落下した焼夷弾が転がり落ちて難を逃れた。隣の裏山が燃えるなどの被害はあったものの、鈴木さんは「トタン屋根がなかったら実家も燃えていただろう」と振り返る。
階段の杭に
裏山の畑へと続く坂道には、至る所に落ちていた焼夷弾を階段の杭として再利用した跡が数十段分あったという。鈴木さんは「書物や映像からではなく父から直接聞いた話なので、身に迫る思いがあった」と話した。
ピックアップ
意見広告・議会報告
神奈川区 ローカルニュースの新着記事
コラム
外部リンク
- LINE・メール版 タウンニュース読者限定
毎月計30名様に
Amazonギフトカード
プレゼント! -

あなたの街の話題のニュースや
お得な情報などを、LINEやメールで
無料でお届けします。
通知で見逃しも防げて便利です!












