不審者への対応学ぶ 富士見台小教師、市バス職員らが訓練
小学校への不審者侵入とバスジャックを想定した訓練が22日、区内宮前平の市立富士見台小学校(宮本光代校長)で行なわれた。
当日は同校教師、市バス職員、宮前警察署員ら50人が参加した。
訓練は校舎および学校前の道路を使って、刃物を持った不審な男が学校に侵入した想定で行なわれた。教師らは署員扮する不審者が屋内に侵入後、迅速な110番通報や校内放送で児童らを避難誘導する訓練(夏休み中のため児童は不在)、不審者を教室に侵入させないようにする訓練などを行なった。
また校内での訓練に引き続き、不審者が逃亡を図ろうと停車中のバスに乗り込んだとする想定で、運転手による危険対応訓練や乗客の避難誘導などが実施された。宮本校長は「今回は夏休みで児童がいない校舎での訓練だった。万一、児童のいる校舎に不審者が侵入した場合に備えて、児童の安全を最優先に行動できるよう訓練内容を身につけていきたい」と話していた。
宮前署の中嶋貢地域課長は「不審者対応の原則は、”入れさせない”こと。児童の安全確保のため、日頃のこうした訓練での経験を活かしてもらえたら」と、危機管理の重要性を話していた。
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4月26日
4月19日