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(株)パスポート・はぐるまの会 ごみ削減で市最優秀賞 資源循環、共同実施に評価

社会

掲載号:2020年11月6日号

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 二酸化炭素削減などに貢献する優れた取り組みを川崎市が表彰する「スマートライフスタイル大賞」。宮前区内の(株)パスポート(浜田総一郎代表取締役社長)と(社福)はぐるまの会(紅谷卓男理事長)が連名で最優秀賞を受賞し、10月30日に表彰式が行われた=写真下。地域資源を循環し、ごみ排出量を3分の1に削減した。

 同社の経営する業務スーパー宮前店(犬蔵)は昨春、生ごみ処理機を導入した。店舗から出る食品の残りや野菜くずなどを毎日処理機に投入し堆肥化したものを、同会の障がい者就労施設利用者らが毎週回収し、はぐるま稗原農園(水沢)で二次発酵させ堆肥として活用。育った農作物は店頭で販売されている。

 今まで月平均3トン以上が焼却処分されていた生ごみは1トンほどに。約2トンが堆肥としてリサイクルされ、ごみ排出量を大幅削減することにつながった。担当する同社の湯浅雅文さんは「受賞により取り組みを知ってもらうきっかけになれば」と期待を込める。

「広がれ地産地消」

 同社は昨年春に処理機を導入。1週間で出る約600キロのごみは堆肥化すると30キロほどになるという。当初はこれを処理機メーカーが月1程度回収するはずだった。しかし市の紹介で近所にある農園を知り、「活動を応援したい」と堆肥の活用と店頭販売を打診したことで取り組みがスタートした。

 農園で朝に収穫された無農薬有機栽培の野菜は、その日のうちに同店に並び「新鮮で安くて美味しいため飛ぶように売れる」と湯浅さん。同農園の新井多佳夫施設長は「地産地消が広がり、生産・卸の量が徐々にでも増えていけば」と話す。

 ごみ堆肥化は、昨年10月には横浜の店でも始まった。湯浅さんは「堆肥の運搬も障がい者雇用の仕事になりうる。モデルケースとして広がるといい」と抱負を述べた。

スーパーに設置された、一定温度でかき混ぜる処理機
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