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鎌倉 社会

公開日:2026.01.30

鎌倉警察署大船警察署
日頃の注意と地域の目が防犯の力
侵入盗へ警戒を

  • 日頃の注意と地域の目が防犯の力 (写真1)

 近年は特殊詐欺の被害が増加しているが、身近に潜む犯罪はそれだけではない。隙をついて家屋に浸入し金品を盗む空き巣などの「侵入盗」は、鎌倉市内でも毎年発生している。近年の手口や防犯のためのポイントを、鎌倉警察署と大船警察署の生活安全課に聞いた。

ガラス破りが最多

 今年1月に市内で発生した強盗致傷事件は、閑静な住宅街に大きな衝撃を与えた。このような凶悪な手口だけでなく、深夜に忍び込む場合や、家人が2階にいる時に1階を物色するなど、侵入盗の手口はさまざまだ。

 2025年は、鎌倉警察署管内で21件(暫定値・前年比4件増)、大船警察署管内で28件(同・前年比16件減)の侵入盗があった。

 大船署管内では同年、空き家狙いなどを繰り返していた犯人を逮捕したという。

 近年の傾向では、犯人が侵入する方法は「ガラス破り」が最も多いという。割った穴から鍵を開け、地続きの1階だけでなく、2階の窓や高窓などから侵入した例もある。また、幹線道路などから少し離れた一軒家などで被害が多いが、繁華街のマンションで集中的に被害が発生したこともあり、「狙いを変えることがあるため、油断は禁物です」と警戒を呼びかける。

 犯行は、昼夜ともに被害があり、ガラスの防犯フィルムや、手が届きにくい場所への補助錠、感応式ライトの設置が対策になる。また、ごみ出しなど日中のちょっとした外出のタイミングでも施錠をすることが大切だ。

下見やマーキングに注意

 侵入盗では、犯行前に家の下見をして住人が不在になる時間や家族構成、資産などを調べることがある。

 点検業者や電力会社などを名乗る者が「無料点検」などと言って家に入ろうとしたり、資産や銀行口座の情報を聞いてくることもある。

 また、調べた情報を後で確認できるように、犯人がマーキングを行うことがある。不審なマーキングは、インターホンだけでなくポストや電気メーターなどに印を付けることがある。

 突然の訪問は、インターホンやドアチェーンをかけた状態などで対応し、名乗った会社へ問い合わせてその人物が実在するかを確かめることも対策になる。身に覚えのないマーキングを見つけたら、スマートフォンなどで撮影してから除去し、警察へ通報を。

「見られた」を嫌う

 侵入盗の犯人は、地域の住民に存在を知られることを嫌がる。

 このため、知らない人物を見かけたら、あいさつをするだけでも防犯につながる。「ご近所同士で不審な人の情報を共有したり、声を掛け合うなど、地域のつながりは防犯の大きな力になります。ささいな事でも、不審な時は警察に相談を」と両署は呼びかけている。

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