宮前消防団(杉田正文団長)は11月2日、特定の活動だけを行う「機能別団員」9人の辞令交付式を行った。
宮前消防団に入団したのは、川崎市消防音楽隊カラーガード隊員の9人。9人は平常時の「広報活動団員」だけではなく、大規模災害時には「大規模災害団員」として後方支援活動も行う。
交付式で杉田団長は「コロナ禍で訓練や研修ができない状況ですが、災害時は多くの人手が必要。皆さんが地域防災力の向上のために活躍してくれることを期待します」と激励した。
同制度は活動内容を限定することで、消防団の災害対応能力の向上や消防団員の確保を目指している。機能別団員は災害対応活動・後方支援活動を担う「大規模災害団員」と消防広報を担う「広報活動団員」としての活動に分けられる。川崎市は今年の4月から機能別団員の制度を導入しており、市内では中原消防団、川崎消防団に続き3例目となった。
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